区役所手続
外国人向け

区役所で最初に整える生活の土台

日本で生活する外国人の方にとって、区役所・市役所は住所、身分証明、保険、年金、税金の記録を整える最も重要な場所です。ここでは葛飾区の手続きを中心に、一般的な日本の自治体でもよく使う手続きを4つのカテゴリーで整理します。

行く前に持つもの
  • 在留カード
  • パスポート
  • マイナンバーカード(持っている場合)
  • 前住所地の転出証明書(他自治体から転入する場合)
一都三県

お住まいの都県を選ぶ

手続きの窓口や必要書類は自治体によって異なります。都県を選び、お住まいの市区町村の公式案内を確認してください。

選択中の地域 東京都

葛飾区を含む23区・多摩地域・島しょ地域の区市町村から、住所地の役所を確認できます。

東京都では23区を選ぶと、本文の区名と公式確認リンクが選択区に切り替わります。実際の提出先・予約方法・手数料は各区公式サイトで最終確認してください。

大事な期限:新しい住所に住み始めたら、転入届・転居届は原則14日以内です。転入届は未来の日付では出せないため、実際に住み始めた後に行います。
住所・身分証明に関する手続き

転入届

海外から日本に入国したとき、または他の市区町村から葛飾区へ引っ越してきたときに、新しい住所を登録する手続きです。

期限
新しい住所に住み始めてから14日以内
必要なもの
在留カード、パスポート、マイナンバーカード、転出証明書または転入届の特例
注意
在留カード裏面に新住所が記載されます。未来の日付での転入はできません。
葛飾区:住民異動届

転出届・転居届

葛飾区から他の自治体または海外へ出るときは転出届、葛飾区内で住所を変えるときは転居届を出します。

転出届
引っ越す前から手続き可能。日本から帰国・出国する場合も必要です。
転居届
葛飾区内で引っ越した場合、新住所に住み始めてから14日以内。
注意
マイナンバーカードがある場合は、転出証明書なしで転入届の特例を使えることがあります。

住民票の写し

現住所や世帯構成を公的に証明する書類です。銀行口座、携帯電話、賃貸契約、在留資格更新などで使います。

外国人の場合
必要に応じて「国籍・地域」「在留資格・在留期間」を記載します。
マイナンバー
会社などから明確に求められた場合を除き、通常は省略します。
取得
窓口またはマイナンバーカードによるコンビニ交付を利用できます。
葛飾区:住民票の写し

印鑑登録・印鑑証明書

自分の実印を役所に登録する手続きです。自動車購入、不動産購入、会社設立、ローンなど重要契約で使います。

必要なもの
登録する印鑑、在留カードなどの本人確認書類、登録手数料
使えない印鑑
ゴム印、シャチハタ、変形しやすい印鑑などは不可。
外国人の氏名
住民票に記録されている氏名、通称、またはカタカナ表記に合わせます。
葛飾区:外国人の印鑑登録
国民健康保険・国民年金

国民健康保険の加入・喪失・減免

会社の健康保険に入っていない留学生、自営業、アルバイト、会社を辞めた人などは、国民健康保険の手続きが必要です。加入すると、病院での自己負担は原則3割になります。

重要:日本に来たばかり、前年収入が少ない、収入がない場合は、所得申告や保険料の軽減・減免について窓口で相談してください。申告しないと高い保険料で計算されることがあります。

葛飾区:国民健康保険の届出

国民年金の学生納付特例・免除

日本に住む20歳から59歳の人は、原則として国民年金の対象です。留学生は学生納付特例、収入が少ない人は免除・納付猶予を申請できる場合があります。

重要:払えないときに何もしないで未納にすると、将来の在留審査や永住申請で不利になる可能性があります。払えない場合ほど、必ず免除・猶予の手続きをしてください。

葛飾区:年金保険料の免除制度
税金・住民税の証明書

課税証明書・非課税証明書・納税証明書

在留資格の更新、変更、永住許可申請、家族滞在、ローン審査などでよく求められる重要書類です。

書類何を証明するかよく使う場面
課税証明書・非課税証明書前年の所得、課税状況ビザ更新、永住、家族呼び寄せ、ローン
納税証明書住民税を滞納せず納めているかビザ更新、永住、行政手続、審査書類
取得場所に注意:税証明は原則として、証明が必要な年度の1月1日に住民登録があった自治体で発行されます。今は葛飾区に住んでいても、1月1日に別の自治体に住んでいた年度の証明は、その自治体で確認します。
葛飾区:住民税証明書の発行手続き
外国人特有・その他の便利な手続き

通称名の登録

本名以外に、日本で日常的に使っている漢字・カタカナなどの名前を住民票やマイナンバーカードに併記できる制度です。

思いつきの名前は登録できません。給与明細、社員証、公共料金の請求書、郵便物など、継続使用を示す客観的な資料を複数用意して戸籍住民課で相談します。

マイナンバーカードの住所変更

引っ越しのときは、転入届・転居届とあわせてカード表面とICチップの住所情報を変更します。手続きには4桁の暗証番号が必要です。

転入後に放置するとカードが失効することがあります。引っ越し手続きの日に、在留カードと一緒にマイナンバーカードも必ず持って行きましょう。

葛飾区:コンビニ交付・マイナンバーカード
PDF内容から追加:実際の書類の記入ガイド

住民異動届の書き方

届出日窓口に出す今日の日付を書きます。
異動区分転入、転出、転居など、今回の手続きに合うものを選びます。
異動日実際に新しい住所に住み始めた日を書きます。未来の日付は不可です。
新しい住所アパート名、部屋番号まで正確に書きます。
今までの住所海外から来たばかりの場合は国名、国内引越しなら前住所を書きます。
続柄一人暮らしは「本人」。家族の場合は「妻」「子」などを書きます。

名前は在留カードと同じ表記で書きます。アルファベット、漢字、カタカナの違いに注意してください。

印鑑登録申請書の書き方

申請日窓口で申請する日を書きます。
住所住民票に登録されている現住所を書きます。
氏名在留カードまたは住民票の氏名・通称に合わせます。
生年月日西暦または和暦で、本人確認書類と一致するように書きます。
印影枠からはみ出さず、かすれ・欠けがないようにまっすぐ押します。

100円ショップのゴム印やシャチハタは登録できません。木、チタンなど硬い素材の印鑑を用意します。

窓口で困った時の言い方
通訳をお願いします。I would like interpretation support.
転入届を出したいです。I want to register my move-in.
住民票に在留資格を記載してください。Please include my residence status on the resident record.
保険料の減免・所得申告について相談したいです。I want to ask about premium reduction and income declaration.
参考:葛飾区公式サイトの住民異動届、住民票、印鑑登録、国民健康保険、国民年金、住民税証明書ページ。掲載内容は外国人向けに一般的な要点を整理したものです。実際の提出前には選択した区の各窓口で最新情報を確認してください。